成長株投資

初心者は株式投資でタネ銭が少なくても、今すぐ始めるべき理由

株式投資を始めたばかりの超初心者でお金がない方はどうしようお金が貯まるまで待つべきかどうかということに悩みます。

しかし、投資を始めてみようと思ったならば、ある程度のお金が貯まるまで待つのではなく、いますぐ投資を始めるべきです。

株式投資はある程度経験がものをいう世界であり、経験を積み重ねていくためにはある程度時間がかかるからです。このページでは、株式投資初心者はすぐに投資を始めるべき理由を教えします。

実際に投資しないとわからないことがある

株式投資については、既に先輩方は有益な自分の意見をブログなどの情報で発信しています。私の本、ブログも恥ずかしながら私の投資体験談をつづったものです。

しかし、他人の情報というのは、その人の属性で、文章を書いた時点で得られる情報です。今まさに投資しようとしている方にそっくりそのまま当てはまるルールはありません。最後は、自分の経験からしか学べません。

売買スタイル・売買益の幅・株主優待などの知識を実体験で学ぶべき

まず様々なことについて自分で経験していくほうがいい。例えば、いつ買って、いつ売るかということについても自分なりに学んだうえで、上手な他人の方法を見ながら売買手法を固めていくのです。

売買益が出た時どれぐらいの利幅が投資スタイルと照らし合わせて適切なのか、も自分なりに決めていく。自分が必要な配当金をもらうためには、どのくらいの株式を保有していればいいかというイメージがついてきます。

また、株主優待が目当てで株式を買えば、株主優待があればなんとか耐えられると言った感覚を自分の者にするのは大きいです。

短期間で売買する方法でも、チャートから銘柄の値動きの癖を知り、売買を繰り返すから分かってくることがあります。

どの売買手法がいいのか、というのも経験したからこそ分かってきます。

いずれにしても、経験は必ず得られるのですから、初心者は先延ばしにせず挑戦したほうがいいのです。

本を読んでも得られるものが違う

本は、知識を得ることができる大変有効な情報です。インターネットの情報も役だちますが、情報がきれいにまとまっていますし、読みやすいので私は本から情報を得るのが好きです。実際に、何百冊と本を読んで自分の知識として吸収しています。しかし、それはあくまで自分が投資しているからこそ役だつ知識なのです。

何冊読んでもそれだけでは効果がない

投資を始める前に一生懸命勉強しようと思い、何十冊も本を買って読む人がいます。何を隠そう、かつての私がそうでした。勉強と同じ感覚で、本を読めば読むほど投資が上手になると信じ込んで、投資の本を次々と購入していたのです。

しかし、それは効率の悪いやり方です。あくまで自分で投資を経験しているからこそ効果が出てくるものです。

本は他人の体験談、補強材料のみ

本はあくまで他人の体験談です。自分の投資方針を決めるための判断材料にしかなりません。頼りにはなりますが、そこに逃げ込んではいけません。

何事にも言えることですが、アウトプット、株式投資では実践売買こそが最良の教師であることを忘れないでください。

失敗を早く体験すると、成長速度が上がる

初心者は、株式投資で失敗することを恐れます。しかし、それは間違いです。最初からどんどん失敗していいのです。自らの経験を積み重ねて、失敗を通じて学ぶからこそ投資家として成長ができるのです。

最初に少ない金額でどんどん失敗を重ね、いけないことをやらないようにするということが、結果的には早く成長できるのです。

たとえば、売買タイミングを間違ってしまい、分割売買できなかった。買うべきところで恐怖心から売ってしまった。乗り遅れてしまった、または塩漬けにしてしまった。高値掴みしてしまった、などの失敗をひとつづつクリアすることで成長していきます。

投資とは失敗を繰り返すゲーム

こうしたプロセスの一つ一つが自分なりの売買手法を固めていくことに大変役立ちます。そして上達してきますと、株式相場はすべての取引で成功することはできず、なるべく失敗を減らすことが大切だというゲームということがわかってくるはずです。

先延ばししても学習するプロセスは同じ
株式投資派経験がものをいう世界ですから、まずは初心者がしがちな失敗をさっさとしてしまいましょう。失敗する速度をはやめたほうが、成長が多くなります。

上達する人で失敗せずに上達した人などいません。どうせ失敗するのですから、早めに失敗したほうがいい。遅く始めたとしても、結局同じことです。いま先延ばしにしても、一年後に始めるだけですから、全く意味がありません。

先延ばしはすぐ儲けてやろうというスケベ根性の表れ

先延ばしにする心理というのは、結局最初から儲けてやろうという発想から来ているのですが、最初は儲からないのだから、現実路線を取りましょう。

初心者がやるべきは失敗をしないことではなくて、すべき失敗をなるべく早く経験し、自分の経験値を貯めることです。それには二年三年という時間かかりますからなるべく早く行った方がいいのです。

慣れて来れば売買タイミングを待つのは大切

今お話しした内容はあくまで初心者向けです。相場にある程度慣れてきた経験者であれば、やみくもに買う必要はありません。自分の形の戦略に基づいて自分のタイミングで売買をするということが大事になります。

どんな人でも結局は人からまででもオリジナルの部分が出てきますからその自分のオリジナルの投資法にしたがって投資するとかと思います

しかし、初心者の場合や経験が絶対的に足りていませんから、売買を積極的に、少ない金額で繰り返したほうがいい。経験を積むことが重要なのです。

まとめ

今回は、初心者がタネ銭を貯めることなく、すぐに投資すべき理由をお話ししました。初心者はまずは経験を積むという観点で投資を始めることが大事です。

儲けようと思うから100万円、200万円という大きなお金を貯めてから投資しようという発想になります。

しかし、実際にははじめてからすぐに儲けるのは大変なことです。そこで、株式投資を経験するということを重要視して投資をはじめてみてください。なお、その過程でも、株式投資で得られる副産物、すなわち会計やビジネスモデル分析などのスキルは間違いなく身につきます。

とにかく初心者は見ているだけでは何も始まりません。すぐ動くことが大切です。

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