投資コラム

損をするのが怖くて株式投資に踏み出せない人へ

株式投資を始めてみたいけれども、損をするのが怖くて株式投資を始めることをためらう方は多いです。

義務教育において、株式投資とは何かということを系統立てて学ぶ機会は我々にはなかったですし、親世代でも株式投資は危ないものだと信じている人がたくさんいます。

子供は学校での教育や親の考え方を吸収しますから、大人になった時にお金に関してネガティブな考え方になってしまうのも仕方がありません。

しかし、現役世代は、この恐怖心を克服して資産運用に取り組むべきです。このページではその理由を解説します。

誰も価格変動というリスクから逃れることはできない

株式投資を避けていたとしても、他の誰かが株式投資をしている限り、資産価値が変動するというリスクから逃げることはできません。絶対的な資産額は変わらないとしても、相対的な資産額は変わっているからですね。

高リスク資産と低リスク資産の相対差は常に発生する

100万円をあなたの友人とあなたが保有しているとして、友人がその100万円を株に投じ、あなたは定期預金で持っておくとします。この場合株価が200万円に値上がりすれば、絶対的な価値としてはあなたの資産は100万円で変わりませんが、相対的には100万円貧しくなりました。

逆に50万円に値下がりすれば、あなたの保有する100万円の絶対的な価値は同じですが、相対的には豊かになりました。

外国為替の関係でも変化する

また外国為替の関係でもあなたの資産価値は変わります。上記の例で銀行で100万円の定期預金を組んだときの為替が1ドル100円だとします。1ドル80円になれば、ドルベースでみるとあなたは100万円÷80=12,500ドルの資産を保有していることになります。

一方、1ドル120円になれば、ドルベースでみるとあなたの資産は100万円÷120=8,333ドルの資産となります。

たとえ安全資産に預けていたとしても、絶対的な水準は確かに変わりませんが、他の金融商品や為替との関係で常に資産価値は動き続けているのです。

投資していないつもりでも投資している

株式投資は怖いという人も現金でタンス預金をしている人は少数派でしょう。そういう人たちは銀行預金や保険といった金融商品で資産運用しているのです。とても利回りの低い金融商品を知らず知らずのうちに買っています。

ほとんど金利がつかない定期預金はその典型例でしょう。

しかもそうした商品では、本来あなたが得られた利益がすっかり金融機関に抜かれているのです。銀行も保険会社もあなたのお金で儲けています。反面、あなたはその分搾取されているのです。

マイホーム購入も立派な投資

株式投資などの資産運用は怖い。マイホームをかって、コツコツと支払うのが何よりだという人もいます。しかし、この考え方は株は危ないという思い込みと同じレベルの思い込みです。

経済的に見ますと、マイホーム購入は立派な不動産投資です。それもレバレッジが効いた信用取引なのです。

3,000万円の物件を購入するとして頭金を1,000万円差し入れるというのは、1,000万円÷3,000万円×100=33%、すなわち3倍のレバレッジがかかった信用取引です。これくらいのレバレッジは自宅を買う場合には普通ですよね。

むしろしっかり頭金を入れているケースかもしれません。

もちろん、居住用不動産(マイホーム)の信用取引と株式の信用取引は価格変動という面では大きく差があります。

マイホームの価格は購入時点を頂点として基本的には次第に下落していきます。ただし、その下落は、家賃との関係で決まってきますから一定のペースを保って下落していきます。ですから頭金を入れなくても購入することができます。

一方株式にはそのような縛りはありませんから、上下に激しく動きます。30%の担保金を積んでも足りないことがあるのは、価格変動が激しいからです。

表面的には全く異なる株式の信用取引と、マイホーム購入。しかし、根本的には共にレバレッジのかかった金融取引なのです。

資産運用を始めるならば早い方がいい

株式投資を始めるのであれば、なるべく若いうちから始めたほうがいいです。投資は掛け算ですから、なるべく早い段階から始めた方が資産が大きく膨らむのです。

最初は失敗しますし、ある程度経験が必要であることを考えますと、若いうちから投資に取り組むことはメリットが大きいです。

難しい理屈はいりません。早いうちから始めたほうがいいことだけ覚えておきましょう。習い事と同じです。

株式が安全だという思考へ転換できれば勝ち

ただこの常識を頭の中で自然とできるようになるかどうかが、投資家として成功できるかどうかの分かれ目です。資産を築く人は、株式投資の優位性を全く疑っていません。まずは、少額でもいいので投資するのが当たり前というマインドになってください。

インデックスファンドでもアクティブファンドでも個別株投資でも構いませんが、成功する投資家は長期的な資産形成が可能であることを、確信をもって投資し続けているのです。逆に株式ほど安全な資産はない、と思えるようになれば投資家脳に切り替わった証拠です。

早く使うためにも、早く貯めたほうがいい

そしてお金は最終的には使うものですから、若いうちに貯めたほうが使い甲斐があります。40代で使う100万円と、60代で使う100万円は価値が違いますよね。

一時我慢して資産を膨らませて、そこから豊かな人生を楽しむためにも早く取り組んだ方がいいのです。

実際私も20代のうちから株式投資を継続しており、サラリーマンとしては十分な資産をここまで作ることができました。

行こうと思えば旅行にもすぐにいけますし、勉強するために本を買うのもためらわなくていいです。飲み会の費用も配当金から出せばいいので、家計の負担にはなりません。

ネガティブなニュースに反応しなくなる

世間では暗いニュースが流れています。人目を惹くニュースというのはショッキングなニュースが多い。新型コロナウィルスの話題は言うに及ばず、殺人事件や将来の年金の話など嫌なニュースばかりです。

資産がないとこうしたニュースを聞いて漠然とした不安に襲われますが、資産をある程度あれば、ネガティブなニュースに惑わされず生産的な活動に従事できるようになり、結果人生のパフォーマンスが上がります。ビジネス・投資のことを考える、また旅行に行くなど人生を楽しむことができます。

長田の確定拠出年金の例

株式で運用している資産のほかに、私は確定拠出年金でインデックスファンドを購入しています。毎月約2万5千円を投資し続けており、これまでのところ年利10%程度の利益が出ています。

何も考えずにただ資産を投下しつづけるだけで、含み益レベルで200万円程度の差がでてきました。

この200万円を給料の天引きで埋めようと思ったら、毎月3万円だと5.5年、毎月5万円だと、4年間の違いが出ます。さらにこれまでのペースで資産が増えつづけるとその差はさらに拡大していきます。若いうちから投資したほうが、資産増加のメリットがあるのです。

まとめ

投資が怖いと感じるのはこれまでまともな金融教育を受けていないことに加えて、親世代の影響があります。

しかし、同時にレバレッジの効いたマイホーム購入やリスクリターンの悪い保険商品には喜んで加入するなど、過去の時代の常識をそのまま引きずった結果、経済合理性がない場合もあります。

株式投資で資産を作りたいのであれば、繰り返し、若いうちから資産形成に励むことが有利であることを何度も頭にたたきこみ、意識しなくなるまで投資家脳を鍛えることが大事です。

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