投資コラム

自分に関係ない情報はシャットアウトする

 

現在の世の中は情報洪水。消費されるインスタントフードのような情報に触れずぎています。株式投資をして資産を増やしたい人は、株式関係の情報を取得することも大切ですが、自分の生活に関係ない情報をなるべくシャットアウトすることが大切です。

その情報をあなたにとって必要ですか

芸能人の不倫話・離婚話。そうした情報は、本当にあなたの生活に必要なことでしょうか?

当事者間の話であって、第三者を口出すことではない、という意識は良識のある方であればわきまえていることですが、問題はこうした番組を見てしまうこと自体が株式投資での成功から遠ざかっている行動なのです。

最近ではコロナに関する情報番組もその類です。見たところで何一つ得ることがない情報番組ですから、見ない方がマシです。

といっても、テレビだけでなくインターネットでも、マス層が飛びつきそうなニュースというのはマスコミの力で何度も流されるために、ついつい見いってしまう。どうすれば視聴者の注目を集めることができるかということを熟知したテレビ番組のプロが作っているのですから無理からぬことです。

しかし、客観的に投資家には不要な情報なのですから、遠ざかるべき情報です。

もちろんを全ての番組について最初からシャットアウトするということは、今世の中で何が起こっているか、ということに興味を持たなくなるということですから、それもやり過ぎです。いくら頭が良くても世の中で何が起こっているかを知らなければ、投資家として足りないと思われます。

ですから、情報の見出しそのものは確認する者の、無駄な無駄だと思ったらそれ以上は触れないというスタンスを取るのがいいでしょう。

経済評論家の意見を参考にすることも無意味

では、株式投資に関する番組を見るのはどうか。これも良しあしありますが、分析だけする評論家の意見は外れることが多いために、見るのは時間の無駄ですね。

今後の株式相場の行く先がいくらになるのか、日経平均がいくらになるか、為替がいくらになるかの情報を流してみますが、控えめに言っても、その通りになるとは限りませんし、当の本人たちが本気でそうなると考えていません。他人事です。

当たる自信があるなら、分析などしないでポジションを取ればいいわけですが、そんな事をするわけでもなく、ひたすら分析しているというのは、どのようなことを意味しているのか。世の中には仕掛ける側の人間と、仕掛けられる側の人間がいます。

罠を見抜いているのならばいいのですが、罠に無頓着で仕掛ける側の通りに動いてしまうのは投資家として、無防備に過ぎます。

つまらないと思われることすら覚悟しろ

このようなことを徹底してくると、世間のことに興味がない、つまらないというキャラクターになりやすいです。

ワイドショーで盛んに報道されるゴシップ記事は、マス層に向けて報道されたものです。絶対的な割合としてはマス層が1番大きいので、マス層を狙い撃ちした情報が一番視聴率が取れます。

視聴率が高い番組は、広告宣伝効果が高くスポンサーとしてお金を出したくなる番組ということです。当たり前のことですが、この仕組みに気が付いた上でマス層向けの情報を見ているかどうか。

気が付いているのであれば、番組の間に流れるCMですら投資のヒントになります。

そこに気づいていないで、情報を摂取しているのであれば、投資家としては問題です。

一次情報を意識することが大事

誰かの発信した意見だけでなく、自分で一次情報に接することがとても大事です。一次情報とは、企業の発信する情報を自分で捉える、また、身の回りの生活で起こっている変化を捉えることです。

コロナ禍下でも、ゴルフ場や焼肉屋が流行るようになっているなど、細かい変化になるべく敏感になることで投資のヒントが見えてきます。

身のまわりのことに興味を持ちつつも、必要ではない情報については都度シャットアウトしていくという姿勢が投資家に求められるものだと信じています。

 

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