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インデックスファンドやETFで投資するメリット・デメリット

成長株投資は大きく資産を増やすことができるというメリットがある一方で、会社に関する情報を自分で調べ、どの銘柄にどれだけ投資するかを自分で決定していく必要があります。個別株で成績を上げるには一定の投資家経験が必要であり、すぐに上達することはできません。

株式投資について勉強する時間がないが、株式投資で資産を増やしたい人にとっては、インデックスファンドへの投資が向いています。そこでこのページではインデックス投資へのメリットについてご紹介します。

インデックス投資のメリット

まずメリットとして挙げられるのは、個別銘柄のことについて考えなくてもいい、ということです。インデックスファンドとは特定の指数を構成する銘柄を、指数に連動するように運用するファンドです。

日本では日経平均株価、TOPIX、JPX400などが有名です。アメリカではダウ工業株30種平均(ダウ平均)、NASDAQ指数が有名ですね。

個別株投資では、投資先の決算情報や株価などをチェックしながら投資する必要があり、株価が下がった場合の対処法には特に注意を払わなければなりません。一方、インデックスファンドに投資した場合には、指数を構成する銘柄全体をパッケージとして購入します。

したがって、あくまで全体的に株式相場が長期的に上昇するかどうかの見通しを持っていれば十分ですから、投資の勉強に時間を割く必要がない方でも無理なく投資することができます。

分散投資ができる

株式投資には分散投資が大切だといわれています。「卵を一つのかごにもるな」という投資格言がある通り、個別株のリスクを抑えながら経済成長の恩恵を受けるという意味では有用な投資法です。

世界の株式に投資できる

インデックスファンドの対象は日本国内の株式には限りません。アメリカ・中国・ヨーロッパなど海外のインデックスに連動したインデックスファンドも多数用意されているので、投資したい国・地域を選んで簡単に投資することができます。

国を選択するのも面倒くさい、世界経済の成長そのものを取り込んでいきたいという考えであれば、インデックスファンドで世界全体の株を対象とするインデックスファンドを購入することができます。なお、世界全体の株を買うといっても、時価総額が国によって異なりますから、米国や欧州といった先進国中心のポートフォリオになる点には留意が必要です。

そこそこの成績をあげられる

歴史的に見るとインデックス株式投資の利回りは年利5%~8%で推移してきました。インデックスファンドに投資すれば、これだけの利回りを毎年期待することができます。アクティブファンドや個別株投資を実行したからといって、必ずしもこの利回りを得られるとは限りません。

アクティブファンドはかなりの割合でインデックスファンドにパフォーマンスで負けています。頭のいい機関投資家が考えに考え抜いても、意外にパフォーマンスが上がらないことがおおいのです。

インデックス投資のデメリット

ここまでインデックスファンドのメリットについてみてきましたが、はたしてインデックスファンドは万能の投資手法なのでしょうか。インデックスファンドといっても、結局は価格変動する株式を束ねたものですから、値動きが発生するというリスクから逃れることはできません。

そのほかには、以下のようなデメリットがあります。

大儲けは狙うことができない

インデックスファンドによる資産形成をねらうのであれば、短期間で資産が倍になるような成果は望むことができません。仮によく上昇する銘柄が含まれていたとしても、同じように下落する銘柄が含まれていることが通常であり、打ち消しあってそこそこのパフォーマンスになるのが一般的だからです。

ですから、インデックスファンドに投資する場合には大きく儲けるということはあきらめ、年利数パーセントを積み上げていくことになります。

投資知識が身につかない

インデックスファンドは株式投資に関する知識が乏しかったとしても、やるべきことは単純なので勉強することがあまりありません。むしろ勉強などせず、周囲の雑音に惑わされることなく投資を継続することが大切です。

投資は掛け算であり、個別銘柄のパフォーマンスに影響されないインデックスファンドにおいては、投資する数量が多ければ多いほど期待できるリターンの絶対量が増えます。100万円を投資するよりも、1000万円を投資したほうが期待できる利益が増えるのです。

インデックスファンドでも報われない時期がある

日経平均株価は1989年に頂点となる3万9千円台をつけてから、未だに30年以上その高値を更新していません。当時インデックスファンドを購入した人は(当時はまだ一般的な商品ではなかったため実際にはいませんが)、未だに損失を出している状態といえます。

長期的に上昇するといっても、特定の期間で見た場合に右肩上がりで上昇しているかどうかは全くの別問題です。特に日本株は上げ下げを定期的に繰り返している株式市場であり、インデックスファンドだからといって報われないこともある点に留意が必要です。

インデックスファンドとETFどちらを選ぶべきか

インデックスファンドと似たような投資効果を得られる金融商品にインデックスETF(Exchange Traded Fund)があります。これはインデックスに連動するように設計されたETFです。では、資産形成をしたい人はどちらに投資すればいいのでしょうか。

インデックスファンドは一日1回の値段で、証券会社との間で売買するのに対し、ETFは上場商品で価格が取引時間中は刻々と変化します。

取引コスト・売買単位はほぼおなじ

インデックスファンドもETFもほぼ取引コストはゼロといっていい水準です。保有している間にかかる運用・信託手数料も格安です。さらに同じような商品を複数の投資信託運用会社が出していますので、保有にかかるコストは年々安くなっています。したがって、コストという意味ではどちらの投資手法を選んでも同じです。

売買単位については、以前はETFの方が高いという傾向がありましたが、現在ではEFの売買単位を引き下げているために、あまり違いがなくなってきています。

結論としては、ETFの方が思った値段で売買できるという点で、おすすめの金融商品となります。ただし、ETFが組成されているのはそのうちの一部の商品にしかすぎません。ETFで取り扱いがない銘柄については、インデックスファンドを購入するしかありません。

また、流動性が低いETFを購入すると自分の希望する価格で売買できないこともあります。自分の注文で値段がうごいてしまうために、少しずつしか売買できないということがありますが、流動性の高いETFを買うことを心がけていれば問題ありません。

まとめ

インデックスファンドは時間をかけることなく、リスク資産に投資して将来の資産形成をするための商品です。またインデックスファンドと似た商品にETFがありますが、どちらを選んでもほぼ同じですが、自分の好きな価格で取引できるのはETFです。

インデックスファンドで大儲けすることはできませんが、着実に資産形成をしたい方は自分のリスク耐性に応じて、株式市場の状況に左右されることなく、毎月投資を続けることが大切です。

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